あの日に彼女笑顔が忘れられない

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(もうここまでか……) 目をつぶた瞬間銃声が鳴り響いた 討たれた感性者は倒れた 大丈夫か? 上から声が聞こえた 屋上の法に目を向けると人影があった 女の子がライフルを持って仁王立ちしていた ……助かったよ 屋上から飛び降りようとする この高さから落ちたらひとたまりもない やめー 頬に銃弾がかすった 女の子は飛び降りながら銃を乱射しながら落ちてきた 的確で全て感性者にクリンヒット 周りにいた感性者は全て倒れた ハンドガンに息かける女の子 ふぅー 刀を構えて女の子の所に走る実隆 おい実隆、血迷ったのか!? 向こうも銃を構えて標的にする うおぉぉぁぁ!!! 女の子の後ろにいた感性者を刺して切り上げた 実隆の後ろにいた感性者を打ち抜いた女の子 流石だね……射撃率 君もだね……剣術 美月は二人の所に走る はぁはぁ……殺し合いでもするのかって思っちゃったよ 大丈夫……しないから それより 美月の手を掴んで茂みに引っ張る ちょっ……きゃあ! ちょっと何するのよ! 校庭をじっと見つめる二人 ……何かあったの、校庭ー 校庭に目を向けたらそこには今までと非となる存在の感性者がいた 能力は普通より少し倍の強さ…… やはり気になったのが、その人の顔…… 間違えない、彩乃の感性者だった まじかよ……アイツが…… 最大の……敵……彩乃ちゃんが? 後ろで準備する女の子 おい、にやってるの? 逃げる準備、出来たし行きましょう 行くぞ、美月ー 槍を構えて走る美月 ちっ……すまんなえーと……君少しだけ付き合ってくれよ 美月を、追いかける実隆 あら、しょうがないわね…… 銃を構える うわぁァァァ!! 彩乃は片手を振っただけで槍が破壊されて、美月にダメージ受けて実隆にぶつかる がっ…… 美月がぶつかって来て、倒れる実隆 やべぇ……相当強いな…… ん?なんかやわらかな…… うっ…… !!!!? 触っていた片手、すぐに手を下ろす そんなことやってる場合じゃねぇ…… 美月を抱えて逃げる 君、いくぞ!! 女の子は振り向く 分かった
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