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その一週間後のある日-
それはあまりにも屈辱的だった
2話 あの後
外がやけにうるさいドアを叩く音が鳴り響く
うるさいな……
奴らがまだ来てるのか……
ドアを開けようとする
待て……開けるな
一匹や2匹だろ?
違う……もっとだ
はぁ!?
前回の非波じゃない
上の階は物音が激しく鳴り響く
まじかよ……このまま終わりか……?
終わりじゃない……始まる
何がだ?
感性者の……パラダイスが!!
うるさいよ~ニート、亮介
苦笑いで言う
よくこんな音で寝てられるな
ドアを叩く音や壁を叩く音が鳴り響く中の出来事
ふとすると音はやんでいた
ただ不気味だった
突然物音がしなくなり自然と安心してしまう
まだこれは予兆にしか過ぎなかった
その事から2日が過ぎた
ねぇねぇ~どこかに行こうよ
寝言は寝て言えよ
何言ってるの~起きてるよ?
シャレも通じないのかよ……
あっ!!
なんだよ?
棚にはうんまい棒がたくさん並んでいた
なぁ……何時そんな物あった?
うんまい棒!!!
袋から取り出してかぶりつく美月
あっ……おい
サクサク音を立てて食べてる
亮介
なんだよ?
こちらに異常見られません
……ほっぺについてるが?
異常はないの!!
うんまい棒片手に喋る
彩乃なんとか言って……
ゴソゴソ食べてる彩乃
ん~食べなきゃ損だよ
うんまい棒を両手に持って喋っていた
説得力ねぇよ!!
つーかなんで平気で食べてんの!?
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