あの日に彼女笑顔が忘れられない

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少し考える亮介 確かに不自然だ、なんでこんなところにうんまい棒がたくさん並んでいるのか こんなところに置かれてるのか。 おー……みんな来てたのか なんだよ……ニートよ それあだ名のつもりかい……? シャイボーイよ? んだと! やんのか!! にらみ合う二人 走ってくる彩乃と美月 喧嘩はダメだよ~ そうだよ 顔をそらす二人 こんなところでいがみ合ってもしょうがないからね この言葉と笑顔が最後になるとは俺たちは思ってもなかった 外がやけに騒がしくなった 雷や雨が叩きつける音がすごく聞こえる でも奴らが前見たく来ない……不思議でならない ひたひたっで音がする振り向くと 感性者の大群が押し寄せていた 感性者はどうやらしたから穴を掘って此処にたどり着いたらしい なん…だと………? 美月! あたしはあの場所に行くの!!! 押さえ込む亮介 少しずつ近づいてくる 亮介! なんだよ……? 美月とニートを連れて逃げろ!! ばっ……馬鹿なこというなよ、お前一人にしたらどうなるんだよ!!! 後ろを見て喋る この前の仮だ……亮介お前が運んでくれたんだろ……ありがとう ばっバカヤロー最後みたいに言うなよ! 前を振り返る彩乃 仮にここに居たら僕達はおしまいだ……だから逃げろ…… 美月を抱えて走り出すその姿は泣き顔でいっぱいだった ニート!! 分かってるよ!!! ドアを開けて叫んだ 彩乃ぉぉぉ早く来い!!!!! 走って向かってくる彩乃 だが目の前に立ちはばかる感性者 切り捨てても切りが無い ドア付近まで来て彩乃は二人を押してドアを締めて鍵かけた 彩乃……!? おい!! ドアを叩く二人 亮介……ニート……ありがとうな バカヤロー!! 開けろ!! もう時間がない……逃げてくれ! んなこと聞いてられっかよ 早く開けるんだ 逃げろって言ってんだ!!! 二人は顔を合わせて走り出す 廊下を走ってるとき下を向く二人 走り去る音を聞いていた彩乃 悪いな……本当はもっといたかった ごめんね……勝手なことして…… 物凄い音が鳴り響いた
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