あの日に彼女笑顔が忘れられない

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うまく逃げれたが代償があまりにも大きすぎて感傷が起きかけてるのを我慢する フロアは地下室から三階に移動 無言でバリケードを作る二人 そのフロアにいた感性者を倒して屋上の済に置いた バリケードを作った場所……中央階段、西階段だけ 奴らはいつ乗り越えてくるかはわからない……不安でいっぱいだが迷ってる余地はなかった ただ一人だけは除いて…… 美月はショックのあまり数週間は喋らず ただずーと窓の外を見つめる ただ俺たちに言われたことは…… 『なんで……なんで助けなかったの……』 『私なんかより彩乃を……助ければよかったじゃない!』 そればかりは言い換えせる余地は無かった あの時の判断は彩乃……あいつが言わなければ全員死んでいた 今は安定していて問題はないが…… 美月だけはもう前のようにはならない 1ヶ月が過ぎたある日 ひとつの情報か鍵になった 彩乃が感性者としてうろついてるって事だ 確かな情報ではないが……あいつを止めなければ俺達に次がない ただ……切れるかは自信が無い ……ああああああああ 騒ぐニート うるせぇ!! アッパーを喰らう ムニモニ…… あいつ見ろよ…… 美月が顔で遊んでいた …… …… はっ 後ろを振り向く美月 見やがったな…… おっ こわー 指を指した場所を見る二人 間違えない食えない何かが置いてある 罰としてあれを食えよ 後刷りする二人 逃げんのかよ……ならば 皿を二つ持って追いかけてきた ドアを思いっきり開ける亮介 目の前に感性者がいたのを知らずに走り出す 片方の皿が飛んできたがうまく交わして感性者の顔に当たる 3人は黙って感性者を見つめる 感性者は倒れた よっしゃぁぁぁ!! 喜べばいいのか泣けばいいのか悩む二人だった
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