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姫花の〝呪い〟は足が動かなくなり、口が効けなくなるものだ。痛々しいのに愛おしい。
俺がSEXをしているのは姫花だけだ。正しくはレイプだから、SEXの呪いに該当しないのだろう。もし、姫花が好んでSEXをするようになったら、直ぐに分かる。心臓発作で死ぬのだ。
俺は姫花に入れながら姫花の耳元で囁く。
「姫花、お前は俺の玩具なんだよ」
姫花は歯軋りして、俺を睨みつけながら、事が終わり次第、ノートに荒々しく《アンタの玩具なんかイヤ。この下衆野郎》と書き殴った。
「おいおい、下衆野郎とは酷いじゃねえか。俺はな、お前のことが心配で心配で…」
《性感染症にかかってないかだけの話でしょ?》
俺は姫花の胸を鷲掴みにした。
姫花がノートとシャーペンを取り落とす。
姫花の口が「イヤ」と動いた。
「もっと欲しいならタップリあるんだぜ?欲しくないならハッキリいらないって喋ってみな?」
姫花が俺をキッと睨みつつ、泣き出した。
その表情で俺自身が固まる。
もう一度入れて、何度も突き上げた。
俺は確信する。
姫花を世界一、愛しているのは俺だ。
姫花は俺の物だ。
誰にも渡さない。
姫花のためなら100人殺したって構わない。
姫花の涙が俺の海パンを濡らして心地良かった。
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