第1章

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姫花の〝呪い〟は足が動かなくなり、口が効けなくなるものだ。痛々しいのに愛おしい。 俺がSEXをしているのは姫花だけだ。正しくはレイプだから、SEXの呪いに該当しないのだろう。もし、姫花が好んでSEXをするようになったら、直ぐに分かる。心臓発作で死ぬのだ。 俺は姫花に入れながら姫花の耳元で囁く。 「姫花、お前は俺の玩具なんだよ」 姫花は歯軋りして、俺を睨みつけながら、事が終わり次第、ノートに荒々しく《アンタの玩具なんかイヤ。この下衆野郎》と書き殴った。 「おいおい、下衆野郎とは酷いじゃねえか。俺はな、お前のことが心配で心配で…」 《性感染症にかかってないかだけの話でしょ?》 俺は姫花の胸を鷲掴みにした。 姫花がノートとシャーペンを取り落とす。 姫花の口が「イヤ」と動いた。 「もっと欲しいならタップリあるんだぜ?欲しくないならハッキリいらないって喋ってみな?」 姫花が俺をキッと睨みつつ、泣き出した。 その表情で俺自身が固まる。 もう一度入れて、何度も突き上げた。 俺は確信する。 姫花を世界一、愛しているのは俺だ。 姫花は俺の物だ。 誰にも渡さない。 姫花のためなら100人殺したって構わない。 姫花の涙が俺の海パンを濡らして心地良かった。
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