第1章

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ショップ店員にリボンを付けて欲しいと頼み、 店内の椅子に座って待っていた。 制服のまま、短いスカートから生足を出して。 胸まで伸ばした長い髪は、小顔に見せるため、 耳横の髪を少しだけ後ろにまとめ、 裾はゆるく巻いていた。 どちらかというと、私は教室でも派手な存在で。 学年で一番人気の真壁を射止めたことでも、 有名だった。 本当は外見なんてどうでもいい。
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