第1章

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リチャおじさんに某アニメを見て気に入ってしまって、それからずっとこうなんですと説明した。 「まったく。ミコトくん、大変だねぇ。朔太郎いい加減にしとけよ。」 「いやだぶー。」 「ぶはっ!やめろ、朔太郎!」 「もう、朔ちゃん、ポンポコ山に行っても、そのままのつもり?」 「もう少ししたらやめるぶー。」 「わかったよ。リチャおじさん、大丈夫だから気にしないでくださいね。」 「朔太郎には困ったもんだね。ミコトくん、よろしく頼むよ。」 「じゃあ、リチャおじ、行って来るぶー。」 「はいはい。気を付けてな。」 「リチャおじさん、行ってきます。」 「ああ。ミコトくん、朔太郎と楽しんでおいで。」 「はい。ありがとう。リチャおじさん。」 リチャおじさんに、いってらっしゃいと見送られて、扉を開けた。俺と朔ちゃんは光のトンネルに入った。 「ミっくん、手をつなぐよ。はぐれないように、ちゃんと握って。」 「うん。わかった。」
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