第1章

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「ミっくん、この乗り物ね、この地図に色分けしてあるでしょ? 例えば、図書館ならオレンジ。で、図書館に行きたい場合は、このオレンジ色のボタンを押すと図書館まで連れて行ってくれるんだよ。 俺達は、ミツじぃの所に行くから、ミツじぃの近くのデパートまで行きたいの。だから、ピンク色のボタンを押すとデパートまで連れて行ってくれるわけ。」 「すごいね。朔ちゃん。すごいシステムだよ。これなら絶た対迷わないね。」 朔ちゃんがボタンを押すとふわっと浮いて、空飛ぶカプセルがデパート目指して飛んでいく。 そんなにスピードも早くないから、景色を見ながら移動出来て、すごいとしか言いようがない。 「朔ちゃん、楽しいね。」 「うん。ミっくん、いっぱい遊ぼうね。」
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