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この世界には知らず知らずのうちに姿を表してしまうものがある。
例えば雑草。根っこからちゃんと抜いたはずなのに一週間後に見てみるとまた生えている。
これも例外ではないのだ。
『はぁ・・疲れたぁ・・・』
松橋秀太、27歳サラリーマン。
毎日ムカつく上司の元、松橋秀太は疲れていた。上司の手柄は上司のもの、部下の手柄も上司のもの。このクソつまらない会社に嫌気がさしていた。
会社の帰り道、松橋秀太はいつものコンビニに立ち寄った。いつのまにか適当な雑誌を手に取り立ち読みをするのが日課になっていた。気が紛れる・・・。
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