第1章

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鼻孔をくすぐる自然の臭い。 そこに混じる鉄の――血液の臭い。 僕の目の前で首を切り落とされ、命の灯火を消すことになってしまった男。 刀に付着した血液を拭う女。 自らの命を賭けたデスゲーム。 殺らなきゃ殺られる世界。 これが全てのはじまりだった。
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