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姿形は綺麗な可愛い
少女博士だが……
頭も良いが、飛んでもない
ハネッ返りだと助手は
呆れた。
所が、急に博士は
チョコンと首を捻った。
その仕草が可愛くて
助手は吹き出しそうに
なったが堪えた。
「君は本当に
地球の核まで到達する
穴が空いた? そう思うの? 」
と助手に聞いてきた。
「は? 」
「は? じゃないでしょう」
「すみません」
可愛い少女博士は
このバクテリアが保存された
容器を見つめた。
「君はどう思う? 」
と博士はバクテリアを
保存した容器を指さした。
「どう思う? と
聞かれましても……」
「私ははコレが
怪しいと思うんだ」
助手は驚いたが
博士に逆らう前に
話を聞きたかった。
「博士は一体、どんな
考えを思いつきましたか? 」
可愛くあどけない赤毛の
少女博士はまたまた
チョコンとした仕草で
コホンッと小さく咳払い
をしてから……
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