第1章
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顔が違うだけでこうも違うものか。 あいつとは生年月日も血液型も親の仕事まで同じだと言うのに。 それなのに僕はタクアン呼ばわりで、あいつは「拓斗様」と呼ばれるなんて不公平極まりない。 勉強が出来ても、運動が出来ても、何かにつけて笑われる。 必ず比較されるのはテレビの中にいるあいつだ。 僕があいつだったらどれだけよかったか。 それはどうしようもないことなのにいつも考えてしまう。
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