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体育館でシンデレラの幕が上がる
お姫様役のゆっちと王子様役の僕
ゆっち「嗚呼、王子様!どうして貴方は王子様なの!」
みちゅ「ああ!シンデレラ。どうして貴女はシンデレラなのか?」
迫真の演技に観客は僕とゆっちにみとれている
悪い魔女に騙されて毒林檎を食べてしまったお姫様は永遠の眠りにつく…
みちゅ「シンデレラ!愛しい愛しいシンデレラ!どうか僕の愛を受け入れ眼を覚ましておくれ!」
僕は小声で
(ゆっち好きだ)
王子様の熱い愛に触れたお姫様はゾンビになって王子様を弄びながら喰い殺して劇は幕を閉じた。
こうして見事に代役をこなした僕は保健室にいた。
僕は全身をゆっちに噛まれて血まみれになっていたんだ…
そして、
文化祭に終わりの時間が訪れる
みちゅ「よし!行くか!」
勇気を振り絞り立ち上がったのでした。
マオー「みちゅ頑張れよ!」
マオーがビデオを手に持って僕を応援してくれる
親友とはありがたいものだ。
僕はマオーとハイタッチをして保健室を出ていった。
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