ローライズボクサーと子供パンツ

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二人と合流して脱衣所に行く。 「笠原、スーパー銭湯満喫できた?」 「ああ!また来たい!」 そう言ってニコニコ笑う。 その時には俺のプレゼントしたパンツを履いて来て欲しい。 誕生日プレゼントという事にすれば…。 『だから、おれの誕生日は3月だって言ってるだろ?』 またそう言われそうだ。 『三月(みつき)って呼べよ。そしたらおれの誕生日を忘れないだろ?』 想像の中の笠原は、そう言って俺に腕を絡めてくれるが、目の前の笠原は全裸で俺のパンツ姿をしげしげと見ている…。 よかった。 フリーズしている俺を見かねて、陽介が笠原に早く服を着ろと注意してくれた。 もし、また笠原とスーパー銭湯に来ることがあったら、またずっと水風呂に入らなきゃいけなくなるかもしれない。 それでも俺は一緒に来る事を選ぶだろうか? ああ、一緒に来る。そして…1時間だって2時間だって水風呂に入ってやる。 《終》 ムーンライトに掲載している『大鳳学園の飼育係』のキャラのサイドストーリーです。 広夢は目の前の裸を観察できずに妄想に逃げました このあと彼の閲覧履歴はパンツだらけになります
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