第1章

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①主人公の現在・・・変化<逆位置> ②主人公の未来・・・堅牢 ③主人公の過去・・・躍動<逆位置> ④援助者・・・柔軟<逆位置> ⑤敵対者・・・慈愛 ⑥結末(目的)・・・転移 あらすじ: 1 主人公はただの岩。 動かず、何も語らず、ただそこに在るだけの岩。 2 それはこれから先も変わらず、また岩自身もそれが当然のことだと、 岩で在り続けることを拒むこともなかった。 3 岩は、これまで長きに渡り雨風に晒されてもその有様を変える事はなかった。 4 それは岩の上に、もう一つ別の岩が重なっていたからだ。 上の岩は下の岩を守り続ける事が使命なのだと思い込み、 自らの体が削れようとも、下の岩が不変であることが肝要であると考え、 下の岩も不変こそが自分の幸福だと思っていた。 5 しかし、岩たちを近くで見ていた木は、上の岩だけが陽光を独占し、 下の岩を虐げているのだと思った。 下の岩を哀れに思った木は、その体を成長させ、葉を伸ばし、 葉から落ちる雫で上の岩の1点を穿ち続けた。 6 長い時間の後、上の岩は中心から真っ二つに割れ、2つの破片は転がり落ちていった。 しかしその後も大木は落ちる雫を止められず、少しずつ形を変えていく岩をただ泣きながら眺めることしかできなかった。 タイム:34分45秒 一言: 大分時間かかったしなんだこれ。童話ちっく。 話膨らませようとしたら凄い難しそうだ。 最後は下の岩の体に水が溜まって小さい池ができ、 そこに他の生き物が棲むようになった、みたいな感じも考えたけど、 それじゃ上の岩の時点でも池できるよな、って考えて変更。 下の岩にとって、上の岩と木の考えのどっちが正しいのか、最初に決めておくべきだったか。
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