☆青春戦隊!生徒会5!☆

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既に静かになった廊下をトボトボ歩く。 俺がなりたかった生徒会は、こんなんじゃなかった筈だ。 ― ガラッ 教室の戸を開けると、教卓には担任教師がもう来ていた。 「赤居中~!遅刻~!てか、戦闘服のままだぞ~?」 「はっ?!しまった!そのまま来てしまった!」 「まぁいいからとにかく座れ~!」 「あぁあ!スイマセン!」 皆のクスクス笑う視線が少しだけ痛い☆ 俺は慌てて席へ向かった。すると、 ― ビリリッ 「ん?っああああ!?」 「赤居中~、うるさい~!」 「お、俺のマントが…!」 壁の画ビョウに引っ掛かったマントが悲鳴を上げるように破れてしまった。 「あ~あ。お前パトロール中も着っぱなしだったろ?ボロボロじゃね~か。」 担任教師が、めんどくさそうに俺のマントを伸ばした。
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