第1章

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夜の街を我が物顔で、バイクで疾走する暴走族 迷惑きわまりない連中はこらしめなければならない。 「豊、あいつら本当にうるさいよな。 こないだも隣の家の赤ん坊が起きちゃんてたよ。 あんなクズどもは俺が 取り締まってやる」 時刻は夜の10時、外には 幹線道路を爆音で走る族の 姿が見えた。 俺は読みかけの小説を閉じた。 イライラして、座っているスイング式の椅子をギコギコする。
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