第1章

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あたしだってオンナノコの時代があった。 スキな人にくっついて ニヤニヤ笑って 平家っぽく言うと望月な気分だった 生まれたての雛が刷り込まれるみたいに 追いかけて、追いかけて 正気に戻ったら、わけわからん場所に一人になってた でもね 生まれ変わっても、時間を戻すことが出来ても またニヤニヤ笑って追いかけると思う どうやったって、結局今の場所に来ちゃうと思うんだよね 正直、もう普通の幸せはもう厳しい 今生では諦めた
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