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「もっと昆虫達を巨大化させるガジラ!そして人間達の食料を食べ尽くすガジラー!」
「そこまでだ!昆虫キング虫ガジラ!」
「お、お前達は、獅子舞ファイブ!邪魔をするなー!」
銀の腕輪を受け取ったあの日から10年の月日が流れた。僕達は日々、アークという謎の怪物達の組織と戦っている。
「全てを照らす白き輝き、命の戦士、獅子舞ホワイト」
「暗黒の彼方、無より転じる、再生の騎士、獅子舞ブラック」
「星夜、蒼馬、私達も行くわよ!」
「おう!」
「空と海、青き光は平和への導き、安らぎの使者獅子舞ブルー」
「天翔る星の煌めき、闇を照らすは希望の光、流星の戦士獅子舞イエロー」
「全てを見透す熱き眼差し、悲しみ癒す勇気の力、太陽の戦士獅子舞レッド」
『唐草戦隊、獅子舞ファイブ!』
「泣く子も黙る唐獅子たぁ、俺達の事だ!」
「おのれ、獅子舞ファイブ、懲りずにのこのこと現れおって、もう一度味あわせてやる。喰らえ!虫バズーカァ!」
「同じ技に何度もやられるもんですか」
「みんな、行くよ!」『おう!』
『日本の心!伝統の技!奥義燎原の舞!5人立ち!』
新必殺、燎原の舞が完成した瞬間だった。
昆虫キング虫ガジラは「やっぱり負けちゃう決まりなのねえー」と言って爆破された。
怪物達は一見ふざけているようで、途方もなく強い。俺達も日々、強くなって行かなければ
奴らに勝利することはできないだろう。
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