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親父とは一悶着あったが、おじいの仲介もあり、エリカが結婚して子供を作ることで解決した。
それからおじいは、俺の理解者だった。
「……俺、どうしたらいいんだろうな」
そう呟いて消えてゆく。
おじいは何も言わずに、黙って運転していた。
「……後藤さまと、お付き合いされるのですか?」
「いや、そんなつもりはさらさらない……だが」
そうするほかないのでは、と考えていた。
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