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俺はどうしようか考えていると、急に姉ちゃんがノックなしで部屋の中に入ってきた。
「姉ちゃん!急に入って来るなよ!」
「何よ?良いじゃん!あ…もしかして今からエッチな事でもしようとしたの?それなら…」
何を言っているんだこの馬鹿姉貴は。今から楽しみにしていたゲームをプレイしようとしているのにそんな事をするわけがない。
「で…何の用だよ?」
「京もOmeGAやるんでしょ?今私のIDとかになっているけど、それでプレイしないでね!」
「いや…まずプレイしようとしてもパスワードがわからないし…」
「じゃあそれだけだから!」
「いや…俺の話を聞いてるのか…?」
姉ちゃんは本当にそれだけ言って、俺の部屋から出て行った。何だったんだよマジで…。
てか登録の時のメールアドレスって何使ったんだ?確か電子メールじゃないと無理だったよな…。
仕方ない。フリーメールを作ってそれでプレイするか。面倒だけど、多分俺の電子メール使っただろう。
プルルルルル!!
俺が登録をしようとしたら携帯電話が鳴った。俺はすぐに電話と取った。
「もしもし」
「京!いつゲームやるんだよ!待ってんだぞ!」
電話の相手は俊太だった。待ってたって、俊太と一緒にやる約束していたっけ?
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