ようこそ虹色研究部へ

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訳が分からない私は、助けを求めるように隣にいる進行役の先輩を見るけれど、明らかに目を逸らされた。 続けて辺りを見渡すけれど、他の部活の先輩たちだけでなく、先生たちまでもが慌ててそっぽを向く。 「あのっ。虹色研究部ってなんなんですか? あの人はなんなんですか!?」 半べそになる私に、進行役の先輩は大きなため息を付くと、ドンマイとでも言わんばかりに肩をポンっと叩く。 「竹内さん。一つだけ言える事があるとしたら……君の高校生活終わったよ」
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