ようこそ虹色研究部へ

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「引退してからだいぶ伸びたね髪の毛」 「うん。部活やってた時はいつもショートカットだったもんね。それに慣れちゃってたからこの長さでも落ち着かないよ」 そう言いながらも少し嬉しそうな表情を浮かべたトミー。 彼女は『猿みたい』といつも自分の髪型を嫌がっていたが、顔が小さいトミーはベリーショートが本当によく似合っていて私は好きだった。 「でもトミー、バレー部の部活紹介見たら絶対またやりたくなっちゃうって」 「そうかな。まぁ私も結局そんな気がするんだけどねー」 そんな会話をしながら体育館へと向かった。
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