第1章

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雪枝は、俺のすることを素直に喜んでくれた。 たわいもない話につきあってくれ、よくあるサプライズに子供のように喜んでくれた もうすぐ約束の一ヶ月がたとうとしていた。夢のような期間だった。出来れば時間がこのまま止まればいいと思った。 だが無情にも最終日はやってきた。 俺は 大きな花束を車のトランクに隠していた。 デートが終わり、雪枝と分かれ る時に再度自分の気持ちを伝え、期間限定ではなく本当の彼氏にしてもらうつもりだった。
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