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「上司の体で
言われたんだから、
別にデートじゃないと思うよ」
『ふうん?
どっちでもいいじゃん。
休日イケメンと
一緒に過ごすことには
変わりないんだから』
やたらイケメンに
こだわりながら、
千佳は不満そうに
ふすんと鼻を鳴らした。
独り身を嘆く
彼女の声に相槌を打ち、
ミルクパンから
直接ラーメンをいただく
自分のやる気のなさよ。
こんなオッサン女に、
どう潤えと言うんだ。
あんな病的な
潔癖男を相手に。
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