おっぱいモーニング

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毎日と言っても、襲撃はほんの二日前なのだが。 「シュリン、テーブル直せよ。魔力が勿体ないだろ」 〈む~…!〉 膨れっ面で指を壊れたテーブルに向け、魔力によって綺麗に復元されたテーブルに浮かせていた皿やコップをそっと置く。 俺は一息ついてから、 「今日も学校だから、さっさと朝飯食べよう。アリメーナ、別に来るのは構わないがもう少し日にちを開けろ。お前の管轄してるエリアのトップが何日もいなくなるのはダメだろ?」 「うっ…はい、申し訳ありません」 「気性の荒い魔物たちを統括すんのがお前の仕事なんだからね。寂しいって言うんなら俺の方からも時々そっちに行くから、待っててくれ」 パァーっと表情を明るくして頷くアリメーナ。一応はこれでなんとかなったな。 俺は朝飯をパパッと平らげ、制服に着替えて準備をする。 「さってと、今日は金曜日だから明日から二連休だ。あと一日頑張ってくるよ」 〈いってらっしゃいまおーさま、忘れ物ない?〉 「うん、大丈夫」 〈じゃー、いってらっしゃいのチューしてあげる〉 「!!?ず、ズルいぞシュリン!何を自分だけち、ちち、チュー…しようとしているんだ!!」 顔を赤くして恥ずかしがりながらも声を大きくするアリメーナ。破廉恥な服装してるくせに中身は純情…何それ可愛い。
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