第1章

3/4
前へ
/4ページ
次へ
〇 どんな店員? 佐藤課長(55、男)    早期退職勧告という事実上の肩叩きにあい、辛苦をなめてきた。転職先でドラリーマン事業部と言う気まぐれにつくったとしか思えない部署で課長にされる。部下の書く脚本に「リーマンの魂はそう簡単に動きません」とダメ出しする。 鈴木(28、男)   一番企画の通る脚本を書けるが、歯車歴がまだ短いので課長にいろいろ学んでいる。 高橋(36、男)   街の飲食店を一軒一軒まわるドブ板営業も辞さない営業マン。店長の話を聞き、需要を調べ、店内放送を売る。脚本も書くには書くが、ストーリーが単純。 田中(28、女)   性格は悪いが声だけはいい。派遣先を理不尽にクビにされた過去がある。ときどき女性目線のするどい脚本を書く。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加