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その昼の明るいニュースは、何かと衝撃的だった。なんてたって動物園にマンボウ・・・しかも人の手足が胴に生えている。
アギ「ふざけた動物だな!」
マココ「そう、さらって言う?テレビって。」
斉田さん「あら、ウ・マンボウね。懐かしいわ。」
マココ「マジッ!」
アギ「それはさておき、ばあちゃんこれもらうよ。いいか?」
マココ「零戦のプラモ?」
斉田さん「亡くなった主人が凝り性でね。いいわよ。」
アギ「自分家じゃ割と売れるんだよ。人気があってさ。」
マココ「また、お元気で。」
二人は、店を後にした。
アギ「いつ作るろうかプラモ。」
マココ「さすがプラモ屋さんのむす・・・。」
「ちょっと待ってくれー!」
二人の後ろから中年の男性が追いかけてきた。
アギ「なんだぁジジイ、ストリートファイト申し込みやがって。」
オキナリ「違う違う、不審者じゃないぞ。」
マココ「帰ろうよ。アギ。」
オキナリ「いや信じくくれ。白衣の不審者なんていないだろう。」
マココ「いや、通り越してあや・・・。」
アギ「いやマココ。こいつケンカは雑魚そうだ。信じてやらァ。」
オキナリ「私は、科学者のオキナリ。周りからはキショいおっさんと言われているヨ☆。」
マココ「でなんのよう。」
オキナリ「そちらの黒髪で長髪の娘さん。」
アギ「アギってんだ。」
オキナリ「アギさん、その手に持っているプラモデルあるだろ。」
アギ「零戦か。」
オキナリ「そうそう!欲しかったのだよ。」
アギ「食えねえ話だな。作ろうと思ってたのに。」
オキナリ「そうか・・・。まあタダとはいかんしこれをやろう。」
オキナリは、リュックから靴をとりだした。
アギ「靴なら足りてるよ・・・。」
オキナリ「このおじさんの脱ぎたてほやほやの靴を・・・。」
アギ「つまんねぇジョークだな。」
マココ「どう見てもしんぴんだよ。」
オキナリ「いやいや、ただの靴ではない。このBダッシュシューズは、ソーラーパワーの力を借りて電撃が使えるすごいシューズ!電気をスリップさせて高速移動。電気を充電して強力なキックに・・・。」
アギ「レー○ガンは?」
オキナリ「それは無理。」
アギ「もらっておくよ。」
オキナリ「たしかにプラモはもらった。バイビー!」
マココ「いいの?」
アギ「めんどくさそうだから。」
こうしてアギは、Bダッシュシューズを手に入れた!
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