幕間 その四 死国志演義

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梁宇 「今度は年を取らせてるんスか? なんで?」 馬芳 「まあ、というわけで、呼びました」 佐久彦「へ? あれ? あのくそ豚は!?」 梁宇 「なにがあったの………」 佐久彦「や、なんか、みんなが魔術使いだしてさ。前回渡してないはずの貴真が魔術で巨大化してさ。巨豚になって襲ってきてよ。今みんなで討伐してたところだ」 梁宇 「巨豚………」 馬芳 「孫堅ってどうして年齢を引き上げたんですか?」 佐久彦「ん? え? あ、馬文屋か。今回は孫堅なのね。えーとね、確かね、そうそう、孫策や孫権をキャラとして初期から出したかったから」 梁宇 「そんな理由!?」 馬芳 「まあ、思った通りだね。ちなみに、孫堅を一言で表すと?」 佐久彦「おとん」 梁宇 「………」 馬芳 「………」 佐久彦「生え抜きの軍人で、合理主義者。気性は荒くて激しやすいけど、激昂の中でも周りの意見を聞くことができる冷静さを保てる芯の強さもある。後漢に使える将として、後漢や帝に対する忠義芯は強い。って感じ。総括すると、おとん」 梁宇 「おとん、なのかな?」 馬芳 「まあ、器のでかい父親的な感じかな。ありがとうございました。戻っていいですよ」 佐久彦「あいよー」
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