第1章

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今日の依頼はサラリーマンの高山からだった。 昼休みに会社近くの漫画喫茶の個室に入り、打ち合わせを開始した。 「本日はお問い合わせありがとうございます、なんでも相談してくださいね」 高山は、コクと力なく頷くと相談内容を話し始めた。 社内で上司からパワハラを受けているという。 まわりのみんなは、見てみないふり、 誰も助けてくれないという。 俺はまわりの人間を攻める気にはならなかった。悪いのはあくまでもパワハラをする本人だ。
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