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兄は、父親と母親と暮らしていたが、引き取られた1年後 母が家出をして居なくなった。
隣の県で 叔母と私 地元で 父と兄の生活が始まった。
叔母は、旦那さんをすい臓がんで亡くしており 子供も居ない だから 姪っ子が不憫に思ったらしいが 躾には厳しい人でした。
先ず習い事。そろばん 硬筆毛筆の塾に通わせてくれた。
叔母の職業は、置屋さん いわゆる芸妓さん
必然的に私も小唄 三味線を仕込まれた。
小さい時から、あんたは1人で生きていかなかんから 何か 一生食べていけるものを職業として身につけなさいと言われ続けた。
食べ物も好き嫌いが多かったが 食べないと 取り上げられるので お腹が空くのでなんでも食べられるようになった。
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