10月13日(火)

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少し脱線しましたが、叔母はお米を月に20キロ買って 私にご飯をお腹いっぱい食べさせてくれた。 おかずは、父から送られてくるわかめ お味噌汁の具は わかめのみ あとは漬物か 卵焼き 10円のさんまの丸干し。たまに イシイのミートボールばかり おかゆを作って貰った記憶が無い。でも 風邪をひいて寝込むと お味噌汁おじや作ってくれた。 あと果物の缶詰 美味しかったな。 叔母さんには、今でいうパトロン的な人が居て 隔週の土曜日そのおじさんが 来る 土曜日に、マグロのお刺身を魚屋さんに買いに行く。役目が私。 お味噌汁は必ずえのき入り。 おじさんが好きだったのかな。 でもそのおじさんが来るとお土産がある。 私の生まれ故郷の県の名産の国産牛 すき焼きにしてくれたり カレーを作ってくれた叔母 それが楽しみでした。 カレーは 3日位毎日続いたけど飽きなかった 美味しかった記憶しかない。 叔母は、仕事の時は、タクシーで行くけど、近いところだと歩いていく。 私はその後を 三味線が入った カバンを持ってついていく。 叔母は、一切甘えさせてはくれなかったけどお腹がいっぱい食べさせてくれた。お座敷は夜なのでいつも夜は 1人でしたけどね。幸せだったと思う。 テレビ見放題。寂しいとは思ったけど テレビがあったしね。 夏は、旅館のプール 入場料50円とか100円の時代 私は お小遣い月に2000円小学生高学年の時は貰ってた それとは別に 雑誌を一冊買ってくれる。 今から思うと 叔母に大事に育てて貰ってたんだなぁ。いつも怒られてたような気もするが私の為だったんだと思う。 私は、親には恵まれなかったけどちゃんと大きくしてもらえた。施設に入れられなかったダケ幸せだよ。 その後 中学生になったあかつきには、反抗期に入りますが またそのお話は ゆっくり書きます。
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