第1章

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俺達が巷で噂の一朗くんに会ってから3ヶ月が経った。 相変わらず、俺達4人はいつものファミレスでエネルギーチャージ中。そこに例のおしゃべり女子軍団がやって来た。 「あたし、今日はチーズインハンバーグ2個食うし!」 「あたしはチーズケーキと濃厚チョコケーキ、行っとくわ!」 「うち、今日、ここの食材食い尽くすつもりで来てっから!」 「はぁ~?マジウケるし!」 「ってか、冗談にきまってんじゃん!」 「パンケーキにしようっと。」 「あっ、うちもチーズインハンバーグ行っとく!」 おいおい。お前ら、声でけぇし。羞恥心は、どこへ置いてきた!? ドリンクバーも飲み干す的な勢いで…恐るべし女子軍団! 「あれ~?ハル達じゃん!」 めんどくせえ奴らに見つかった。そもそも、こいつらのせいで、俺達は一朗くんに会いに行く嵌めになったつーの! 「何だよ。話しかけんな。」 「うわっ!ウケるし!」 「お前らに関わると、ろくなことがねぇんだよ!」 そうタクが言うと 「意味不明なんだけどー!あー!何?アンタ達もチーズインハンバーグ?マジうまいよね~。てか、面白い話あんだけど、聞く?」 このおしゃべり女子軍団は、聞いた言葉を脳内で都合よく変換する《特殊変換機能》を装備している。 「「「「聞かねぇ!」」」」 俺、タク、マサ、ヒロがナイスなハーモニーで断る。
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