9人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
序章
桜の花吹雪が僕の頬を爽やかに駆け巡るころ、
僕は、この青葉高等学校の校門の前に
胸を高鳴らせながら立っていた。
僕の名前は戸賀 歩
この高校に入学する事は、小学3年生の時からの憧れだった。
そしてついに今日、
僕はこの高校の1年生になる。
高鳴る鼓動が周りに聞こえてるんじゃ無いかと、
ちょっと恥ずかしくなるくらい
僕は喜んでいた。
なんでそんなにもこの高校に憧れていたか?
それは、
小学3年生の時に、さかのぼる。
この学校の有名な話を聞いた時に…
最初のコメントを投稿しよう!