第1章~噂話~

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一度お昼休憩に事務所へ戻った。 「お疲れ様です。」 『三谷さん、お疲れ様です!』 「お疲れ…。」 元気に挨拶をしてくれたのは年下先輩の中田さん。 短大を卒業後ここに勤めているのでもう5年になるらしい。 ちなみに俺は再就職で入っているから今年で28。 事務は少ないから中田さんは俺によくしてくれる。 『これからお昼ですか?私も一緒に食べちゃおうかなっ!』 ん~…若いな。 こんな事を思うようになったって事は俺もおっさんになったんだな。 まぁなんで俺に良くしてくれるかと言うとバスの運転手なんてのはおっさんばっかりで、唯一俺が歳が近い…ってただそれだけなんだけど。
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