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ギュッー…
何故か心臓を鷲掴みにされたような気持ちになる。
『三谷くん?』
「えっ?あ、あぁ…」
『大丈夫?具合悪い?さっきからなんか考え事?』
「いや…。明日仕事休みだから健太の家へ行ってみるよ。」
『ほんと?やったぁ!嬉しい!』
キャピキャピとする安城が可愛らしかった。
同年代だとは思えないくらい。
あぁ…こいつは5年前の23歳のまま時が止まったままなんだ。
安城といると本当に死んでしまっている事をいつも忘れてしまう。
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