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安城とさよならをして家へ帰る。
着替えるのすら面倒でベットにそのまま転がりこんだ。
安城と決まった時間しか会えないのがなんともつまらない。
遅番の時しか会えないし、仕事が終わった訳でもないためだらだらと話もしていられない。
…って気付けば安城の事ばかり考えてしまっている。
大体…なんだよ、つまらないって。
スマホを開いてみるけれど、特に誰といって連絡を取り合う相手もいない。
「あーあ…安城が生きててスマホでも持っててくれたらな…」
あぁ!もう!
安城、安城ってうっとおしいな!!
今度はスマホを伏せて目を閉じた。
(『三谷くん』)
安城の顔が頭に過る。
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