間章という名のしょーもないお話

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………何か、何時もの面子の他に王族と騎士団長のおまけ付きで行く事になったんだけど…… 良いのか?これ……絶対依頼主卒倒するぞ? 何食わぬ顔して王様混じってたら普通ぶっ倒れるからな? …………ホント、何してんだろ ―――――――――― ――――――― ―――― ― 「あーちゃ、ちゅいたのー!」 「そうだな、着いたな」 「依頼主はこの村の長だったよな……やっぱ一番デカイ家か?」 「そうじゃないか?あ!すみませーん!ギルドの依頼で来たんですけどー!」 「あ、はーい!ちょっと待ってねー!」 「おし、案内役ゲット!」 「はいはい、ギルドから来てくれたんだって?」 「はい、そうなんです」 「「ソーナンス?」」 「違うから!」 そして古いから!何で知ってる! 下手したら5年くらい前だぞそれ!お前ら6歳だろ!? 「あらあら、ずいぶん可愛らしい子達ねぇ」 コロコロと朗らかに笑うふくよかなおば様………何でこんな何も無さ気な農村にこんな良いとこの奥さんっぽいおばちゃんがいるんだ? 「あなた達もギルドのお仕事?」 「「おにーちゃんの手伝いー!」」
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