第1章

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はい。 九太郎でございます。 はじめましてのかたは、はじめまして。 そうでないかたは、いらっしゃいまし。 本日、早速いって参りました! 二人兄弟のお宅へ。 お兄ちゃんは、幼稚園。 弟くんは、2歳。 元気いっぱいのお年頃です。 午後1時にお伺いする御約束でしたので、遅刻しないように早めに出発! ピンポン押して、こんにちはー! 20分のフライングでした。 お兄ちゃんのお迎えまで、弟くんと遊ぶ事に… のはずが、弟くん、お母様にくっついて放れてくれません。 私目、しょぼーん。 いえいえ、これぐらいで凹む私目ではありません。 取り合えず、お母様について回る弟くんを追いかける。 追い付いたら、捕まえる。 捕まえたら食べちゃうぞ~♪とばかりに擽り倒す。 弟くん、大喜び! そんなこんなしてたら、お兄ちゃんお迎えの時間に! おぼうしかぶって、おくつをはいて、いざ! お母様と弟くんと一緒にお散歩がてら幼稚園まで! お天気もよく、風も気持ちよく、とても心地好いお散歩日和! てくてく。 てくてく。 片道20分くらいの道のりをゆっくりと歩きます。 てくてく。 てくてく。 あっち! こっち! あそこ、ねこさんおった! などなど、たくさんお話しながら歩いてたら、 あ! お兄ちゃんの幼稚園!
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