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もちろん無理さ。
「いいだろう……それじゃ前を肌蹴て」
「はい、先生」
「診察しやすいように……下も全部脱ぎなさい」
「はい、先生」
僕は大粒のキャビアより
柔らかいフォアグラより
香り立つトリュフより美味しいんだから。
「それから……」
「こうですか?」
一生のうち
二度と口にできるか分からない代物。
「昨夜もこうさせたでしょ……」
目を見張る先生の前で
肘掛椅子の両側にゆっくりと足をかけ
僕は自分で大きく足を開いてみせた。
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