第2章 出会いは
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「聴いてくれてありがとう」 「こ、こちらこそ ありがとうございます」 彼はふっと笑った。 なぜ私が泣いているのかその理由を 訪ねようとはしなかった。 「君はいつもあのコーヒー屋にいる子だね」 驚いた。 「え!な、なんで」 「僕も学校サボる時はあそこにいる 金髪だから目立つしすぐ覚えるよ ねぇ僕またここで歌うから来てくれる?」 「はい、ぜひ」
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