グリン世界における天使の設定

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【オリジナル個体】 一番基本の天使は神様が火(光)から作ります。有名なミカエルとかラファエルとか、その他重要かつ有能な天使は神様が自ら設計し自ら作った天使達で、その分自然かつ強い忠誠を神様に持っています。 「幼き子供が親を慕う心に、利益や見返りを求めた打算があるか(いや、ない)」 ハロー性善説、サンキュー孟子先生。このスタンス こういった天使たちを仮に「オリジナル個体」と呼びます。 イベ外キャラのザフキエルはこのオリジナル個体です 【複製体】 タランチュラ含む【エディターシリーズの天使】のようなオリジナル個体・または有能であったり需要のある能力を持つ複製体のコピー&カスタムされた者たちです。 基盤となる個体を基にコピー&カスタムを施された者たちで、作るのは神様ではなく、高位または専門の「製造班」の天使です。ただ材料の火は神様から提供されており、また忠誠心も基盤個体から引き継がれるように造られていますので、そこそこ神様に対して従順であり、神様を己の親と認識しています。 「神に従うべきである」という認識と「神は己とは比較にならぬ存在」という考え方からすれば、親と子というより主君と将に近い忠義感です。そして己の基になった基盤個体に対しても弱いながらに親に近い感情を持っています。 そのため基盤と長期間共に行動した複製体は、基盤が堕天すると、希にそれに従ってしまうものもいます。 「忠(主君への忠義)と孝(親への愛)を損ない、どうして世に会い見え様か(いや、生きていることなど許されない)」 こんな感じにどちらかへの愛を貫こうとします。タランチュラは神に対して親(+主君)という感情を持っていますが、エディターに対しても親に近いモヤモヤとした感情を抱いています。
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