グリン世界における天使の設定

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【エディターシリーズ】 どんなに基盤が優秀でも、複写がうまくいかずどれもこれも平均以下のコピーしか生まれないという者もいる中、 「複写体たちが比較的安定して優秀」 というのがエディターシリーズの特徴です。 基本備わっていないとどうしようもない身体能力・理力保有量が平均を上回るいわば 『ブランド品の材料』 材料が好いので潰しが効くし、どんなデザインどんな用途でもそれなりの個体が作れます。 良いなめし皮は鞄を作っても財布を作っても良い物になるし、万年筆を作ってもなんだか素敵になる。そんな感じ。 無論たまには残念な個体も出ますがそういうのは製造班がボッシュートしますし、ボッシュートされる割合も少ないのです。エルピスさんはボッシュートされたわけです。 ただ材料である火やカスタム素材も合わせて良い物を使うので少々手間が係ります。ブランド品です。 親であるエディターが既に堕天済みであるため、親に向かう愛は互いが内包するエディターの面影に向かい、同じシリーズ達に対して「兄弟愛」に近い感情を抱いています。 これは他のシリーズ天使の場合でも起きたりします。 【量産品】 複写個体よりさらに粗悪な感じの天使です。 作りが荒く忠誠も甘いことが多いため、統制をとるため感情に制限がかかっています。言うなれば「首輪をつけた猟犬」または「ロボ」 複写個体の複写、またはコピー品のコピー的なイメージでいます。 基となった個体の能力の中で、役割に必要な部分は反映しますが、それ以外は定型型にぎゅうと押し込んで一律横並びに造ってしまいます。
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