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ーーー幸せ
君の言葉は俺にとっては
とても大きく光り輝いてた
幸せって何だろう…
子供心に考えてみたけど答えは分からなくて…
ただ永遠子の顔を見ていたら
胸の中が温かくなって
優しい気持ちになるのは分かる
幸せって満たされる事かもしれない
俺が行きたいと望む場所は
明るくて温かくて優しい世界
その場所はきっと
永遠子みたいな世界だと思った
君が居ればきっとーーー…
「俺が飛んでいくならトワも一緒だよ?」
「でも蒼ちゃん速くて
きっと置いてかれちゃうよ」
「置いていかないよ。
トワが疲れたら俺の背中に乗せるから」
俺がそう言うと君は笑い
冗談混じりに語りながら
二人で笑い合ったんだ
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