3300人が本棚に入れています
本棚に追加
俺がこんな風になってしまったのは
自分自身の責任であり…
ただ一つ
これだけは『絶対』だと言えることがある
それは君が居れば
俺は心から笑えること…
それはきっと今も昔も
ーーー変わらない
「蒼ちゃん…!」
薔薇が咲き誇る庭で
君が笑顔を向けて俺に呼び掛ける
「トワ…」
周囲から隠れるように
木陰に座り込む俺の傍らに
君は静かに寄り添う…
これは俺たちがまだ幼い頃の話
俺が7歳、永遠子が4歳の時だった
・
最初のコメントを投稿しよう!