はじめての女(ひと)

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彼を待つこの時間は嫌いではない、むしろ好きなのだ。 待っている間は自分の好きな事が出来るし趣味に没頭できる。 好きな事をしながら好きな彼を待つなんてこの上ない幸せがあるだろうか。 そうこうしているとガチャっと玄関の方からドアが開く音が聞こえる。 私は玄関に居る彼に駆け寄る。
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