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黒田さんは感激の声を漏らし、熱い塊はどんどん私を侵食していく。毒にでも侵されたように私の足腰は重く痙攣する中、私は激痛に貫かれる。
根元まで私に埋め込むと、黒田さんは私のを握りまた上下に扱いていく。
「へあっ、あ……あぐっ! はぁ、はあ、ああ……神よ、ゆるして、ゆるして」
小さく身を構え、震える声で何度も唱えていると黒田さんの熱い声が降りかかってきた。
「あなたをこうやって犯したいと、毎晩、毎晩、考えていました」
非道な言葉に重なり、私のは黒田さん手の中でクチュクチュと音を立ててる。それはとても小さな音なのに、やけに耳に入って来る。
「想像以上だ。あなたは美しい。こんなに汗にまみれても、陰湿な音を漏らしていても、その美しさは損なわれない」
どんどん黒田さんの手の中で熱くなって高まっていく。私を串刺しにしている黒田さんのが私の中をまるで探り擦るように動く。その動きはねっとりとしていて、ジワジワと追い詰め、私は淫らになり己がどんどん穢れていくのを感じた。
「あああ、はぁ、ああっ、ひ、いや……いやだっ」
「あなたの美しさが俺を狂わせるのです」
どんどん膨らむ黒田さんのが小刻みに振動を送ってくる。体がジワジワと熱くなっていく。下腹がキュウキュウする。
「う! んっ! んっ! ふ、あ、ああっ!」
「あなたの中はトロトロですよ。体が喜んでいる。俺ももう限界です。一度イきましょう」
「い、……イクって、そんな、ああっ……んあああっ!」
黒田さんはズルズルと抜いたと思ったら、奥までズブズブと入れてきた。扱く手のスピードが早くなる。
「愛しています、俺はちゃんとあなたを愛してる」
「ち、ちがうっ、ちがう! はあ、あ、あんんんっ!」
腹の中まで埋め込まれ、勢いよくドンと突かれると、ドバッと溢れ流れ出す。私のも同時に吹き出していた。
黒田さんのが私の体内でビクビクと痙攣する。「ううう」と獣のように呻きながらも、さらに腰を突き上げられる。中で熱い飛沫が広がっていく。
「ああ、ああ、最高だ」
泣きながら腰を突き上げる黒田さん。吐き出したって抜くどころかその動きは止まらない。圧迫感もなくならない。もう、頭がおかしくなりそうなのに擦り続けられる。
「は、ああ、た、助けて」
「全てを受け入れてください」
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