188人が本棚に入れています
本棚に追加
黒田さんの両手が腰を掴み、私の体を固定すると下からどんどん突き上げてくる。それはまた違う刺激だった。鋭い槍が烈火のごとく突いてくる。
「あっ! あっ! あん、あうっ!」
「可愛らしい声だ」
胸のクロスを縛られた手で握り締め、私は叫ぶように喘いでた。
「あ! あうっ! はっ! ふあああ、ああっ!」
黒田さんが顔を傾け、ぺたんこの胸にある小さな突起をミルクを舐める猫のようにペロペロ舐めながら突き上げてくる。小さな刺激と大きな刺激に翻弄されフラフラになる。向きは初めと同じなのに体の芯を直接攻められるとそのまま衝撃が脳にぶち当たってくる。
涙が溢れ出す。なんの仕打ちかわからない。神の御前でこんな拷問を受けるなんて。
「ああ、また立ってきましたよ。あなたも感じてるんですね。中も熱く俺を締め付ける。なんていやらしいんだ……」
黒田さんはそう言って私のを片手で握る。握られた途端、待ってましたというかのように、一気に熱を放つのがわかった。
「ほら、先端から白いのが滲んでますよ。ここを突き上げると出てくる。よっぽど気持ちいいんですね」
「ひ、やあ、やめて」
話しながらもホラホラと貫かれ、そのたび漏れ出す液体をこちらに見せつけ、先端に塗り込んでくる。私の腰はビクビクビクビク動く。黒田さんはそんな私を嬉しそうに眺めた。
「信徒はどう思うでしょうね。こんないやらしいあなたを見て。みんなもあなたとしたいと思うでしょうね。毎日、男たちがやってきて、あなたのここに入れたがるだろう」
奥歯を噛み締め、黒田さんの声が耳に入って来ないように頭を左右に振り続けた。
最初のコメントを投稿しよう!