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二本そろえていた指が中に入ったまま開かれる。裂けそうなくらい広げられたそこをまじまじと覗かれる。
「どこもかしこもきれいだ。中もピンク色ですよ」
興奮しきった低い声。食べられてしまうような恐怖がゾクゾクと駆け上がってくる。同時にまた下腹部が熱くなるのを感じた。いやだ、違う。これは違う! 私はブンブン首を振り、黒田さんを、このありさまを、私自身を拒絶した。
「……うぅっ、き、汚い、汚いです、だ、だからっ、もうやめて」
陰部から一瞬も視線を外すことなく黒田さんが言った。
「汚くなんかないです。汚いのは俺です。はぁ、あなたに入りたい。私を浄化してください」
「むっ! 無理です、無理! できません! ひっ、あ、はぐ……も、許す、許すから、うあああ」
黒田さんは、指をグリグリと動かし私の中をかき回す。そしてまた中心を口の中へ入れてしゃぶりだす。中も外側もすごい刺激でもうワケがわからなかった。
「はっ、ああ、あ、あう、うんんっ」
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