日常

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私たちは毎日片方が休みの時以外朝も帰りも近くの席に座り、適当に話していた。 話の内容は家族の話、友達の話、ゲームの話など多岐に渡った。 私はほぼ彼の話を聞き、たまに突っ込みを入れている感じだった。 テストの時は一緒にバスの中で勉強することもあった。 私の方が成績は良かったので、教えるのが大半だったが。 転校してきて半年ほどたったとき、私は彼のことが好きになった。 もともと、好きになるのは大体友達になった男の子だったからやっぱりか、という感じだった。 しかし、彼が好きなタイプがいわゆる女の子らしい女の子で、男友達的ポジションの自分は好みでないって言うのは普段の会話で冗談混じりで言われたこともある。 それに、どうせ毎日一緒に登下校できるから、告白して気まずくなるくらいなら、友達を続けたほうがいいと思った。
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